ローマ15:30~33
パウロは三つの祈りの課題をローマの教会の兄姉らに依頼しました。
①迫害からの守り
②エルサレム教会との愛の交わり、
③ローマの教会での交わりに憩いを得て、次の宣教地に赴けるように。
しかしその後のパウロの動向は必ずしも願っていたようではありませんでした。
彼はその後エルサレムで反対者から暴動にあい、彼が心を込めて諸教会から集めた献金:愛の贈り物の行方は知れず、そしてまた囚人の身としてローマへ護送されることになる。
しかしどんなに誤解や拒絶にあっても,彼は決して気力を失いませんでした。
その理由は、パウロ自身が、神様から返済できないほどの愛の借金を負っていることを知っていたからです。愛の捧げものは主が受け取られ、憩いはなくても、その後、パウロはかのカエサルの前に立って、イエスキリストを大胆に証ししたのだと信じるのです。